北海道八雲養護学校
 

平成24年度 学校評価報告書

1 本年度の重点目標

  • 八雲病院との連携強化と児童生徒の医療情報を共有し、危機管理体制の整備を図る。 
  • 新教育課程の適切な編成・実施と高等部の全面実施に向けた整備を図る。 
  • 教職員個々の特性や創造性の発揮と授業を中心とした研修の充実を図る。 
  • 教育活動の評価と改善策の実施に努める。
  • 地域の特別支援連携協議会、自立支援連携協議会等の運営に関わるなど、センター的機能の充実に努める。 
  • 学校事故の防止と教職員の服務規律の保持に努める。

2 自己評価の結果・学校関係者評価結果の概要と今後の改善方策

評価項目自己評価の結果学校関係者評価の結果改善方策
学習指導
  • 各教科等を合わせた指導等をどのようにおさえているかが、ぼやけてきており、学習で何を教え、何を評価するかを明確にする必要がある。
  • 特色ある教育活動の発信不足。 
  • 今後も一人一人に合った方法で指導をお願いする。
  • 特色ある活動は行われているが、情報発信をさらに充実し、周知のために映像等を使用し、理解を促してはどうか。
  • 新学習指導要領を基に各教科等のおさえを整理し、周知徹底を図る。
  • 学校便りや懇談等の機会に、映像等も利用しながら理解・啓発を図る。
生徒指導
  • 保護者への健康・安全教育に関する情報発信の不足。
  • 心理的ケアの指導に関する情報不足。
  • 保護者への情報発信内容の明確化を。
  • 生徒に関する理解を事前に十分に行ってほしい。また生徒の気持ちに寄り添って取り組んでほしい。
  • ホームページや学校便り、保護者懇談等で丁寧に説明をし、学校の取組について知らせる。
  • 心理的ケアに関する配布資料と児童生徒の情報共有の強化を図る。
進路指導
  • 進学や入院、それ以外の進路について進路指導の進め方が示されておらず、個々に任されている。
  • 担任や教科担当の引継ぎを徹底してほしい。
  • 細かな記録をお願いしたい。
  • 校内業務の分担等、偏らないように。
  • 経験が浅い職員でも業務が円滑に遂行できるよう、各部署においてデータの整理と管理、ファイルの一元化を進める。
研修研究
  • 病弱養護学校としての基本的な研修の実施と効果的な研修の推進が必要である。
  • 研修機会を増やし、得たことをフィードバックできる環境が必要。
  • 教職員は、よくやっていると思う。
  •  教職員のニーズに基づく研修の実施、効果的な研修費の運用と研修報告の共有推進。
  • 授業公開と授業研究の実施により授業力の向上を図る。
地域連携・交流学習
  • PTA活動の低迷。
  • 相手校との一層の連携を図り、交流及び共同学習の充実を図る。
  • PTA活動の内容を明確にし、保護者が集まる機会を多くしてはどうか。
  • 無理のない交流を続け、内容の充実を。
  • 学校後援会の力を借りてはどうか。
  • ホームページや便りなどで保護者や地域へ情報や教育活動の様子を積極的に発信する。
  • 交流校への事前説明など、情報発信と理解推進。
 

平成24年度 学校評価分析と今後の方向性について

平成25年1月25日 教頭

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 今年度の学校評価の回収率は、教職員100%、保護者88%、児童生徒は6名の回答がありました。また、自由記述については昨年度同様で教職員23件+保護者7件の計30件でした。評価点の平均値は2.5点ですが、3点を目安に昨年度と比較しながら考察します。
 なお、教職員の評価は、基本的に自己の実践の達成状況を評価してもらっています。

 

1 教職員評価

領域質問項目評点ABCD
教育目標・学校経営1学校教育目標、経営の方針、経営の重点を日々の教育活動に生かすような実践に努めましたか。2.84 22370
2児童生徒の実態や保護者の教育的ニーズを反映した、具体的な学部、学級目標を設定し、開かれた学校教育を進めていますか。2.9442260
組織運営3学校教育目標の実現のため、教職員が一体となり、経営参画の意識を持ちながら組織的に運営されていますか。2.48314124
4各組織(学部・分掌・学級等)活動について、PDCAのマネジメントサイクルで評価・改善を図っていますか。2.8461753
学習指導5児童生徒の実態や進路希望に即した教育課程を編成・実施していますか。3.27111630
6各教科科目の年間指導計画を明確に説明し、学習内容や進度をわかりやすく説明していますか。3.0061960
7個々に合わせた教材研究がなされており、興味関心を深めるような効果的な授業展開をしていますか。3.1391931
8児童生徒の実態や興味関心に応じた指導方法の改善や工夫をしてTTや習熟度別授業を実施していますか。3.13111451
9児童生徒の学習評価は、明確で適切であり、説明責任を十分に果たしていますか。2.8742142
生徒指導10日常の生活指導をきめ細かく行っており、児童生徒の思いや感情を察しながら、客観的な個々の理解に努めていますか。3.0672050
11児童生徒の自主性を養い、自分の意見を主張できる資質を育成するとともに社会で必要な常識・マナー指導をしていますか。3.0081580
12異校種との交流および共同学習等をとおし、児童生徒の人間関係育成能力を高めていますか。2.97913100
13いじめ防止やいじめの早期発見のための取り組みを積極的に行っていますか2.7351492
研究研修14『個別の指導計画』『個別の教育支援計画』を作成し、一人一人の実態に即した教育活動を行っていますか。3.1081931
15教員個々が自分の研究課題を持ち、自らの資質向上を目指す研修を行い、日々の教育活動に生かしていますか。2.9052042
16授業の改善を目指した授業公開に努めましたか。3.30141231
地域連携17学校行事等では、児童生徒が積極的に参加し、外部の方々との交流を通して社会的視野が広がる機会となるように工夫していますか。3.0081680
施設設備18個々の実態に即した教育活動のため、バリアフリーの設備を有効利用しながら、教育環境の整備、維持向上に努めていますか。3.28141350
19児童生徒の学習の充実のために教材・教具の活用に努めましたか。3.16101750
進路指導20社会のしくみや仕事について学習し、働く意義や自分の人生設計などのキャリア教育を計画的に推進していますか。2.52313123
21自らの可能性を追求し、資格取得や進学指導、インターンシップ等の実施を積極的にすすめていますか。2.72416111
22将来の自立した生活のための自己表現力の育成に努めましたか。2.7331791
教育相談23地域におけるセンター校として、幼・小・中・ 高の特別支援教育の充実のためにきめの細かい支援を行っていますか。3.13111470
24児童生徒が自己理解を深め、自分の心のあり方を落ち着かせるよう的確な指導や心理的ケアを実践していますか。2.9771680
健康安全指導25児童生徒の健康について、病院と連携した健康管理を行っていますか。3.03121234
26自分の健康状態について正しく把握し、コントロールしていく力を育成していますか。3.0091571
27防災や防犯に関する安全指導を実施し、安全管理の徹底を行っていますか。3.28121730
特色ある教育活動28体育において、ハロウィック水泳法を活用した水泳授業を開し、児童生徒が意欲に取り組めるような指導をしていますか3.3418851
29車椅子によるスポーツを在校生と卒業生が協力しながら運動し、スポーツの持つおもしろさが体験できるような取り組みを進めていますか。3.31161060
30ICTを活用した基礎学力の向上と、卒業後を見据えた能力の育成に努めましたか。3.13121261
情報公開31ホームページ・学校だより・学部学級通信等により日々の教育活動を的確にわかりやすく伝えていますか。3.16111560
事務に関すること32児童生徒の金銭出納に関する諸事務(学級費やその他費用)の取り扱いを適切に行いましたか。3.47151700
33一般備品や消耗品に関する予算や執行状況を知り、予算の有効活用に努めましたか。3.23121531
34学校予算に関して、必要に応じて全体に明らかにするよう努めましたか。3.20131151
  • 全体的には昨年度と同様     
  • 項目1「教育目標の達成」と項目2「ニーズの反映」が昨年度から若干下がっている。
    教育目標が新しくなったこともあり、教職員一人一人が十分に目標を読み砕いて実践に反映させるまでには至っていなかったといえる。理由としては、教職員数の減少に伴い、経験者の転出が多く、転入に経験者が少なかったことが左右していると考えられる。
    →次年度、学校教育目標について職員会議や学部会で再度理解の徹底を図る。目標から具体的な手立てが立てられるよう参考となる資料を提示する。また、保護者とは、必要に応じて電話等で連携をとり、児童生徒に関する状況の共通理解を図る。病棟とは、普段から声をかけて児童生徒の情報を得るなど連携を密にする。     
  • 項目3「組織的運営」と項目4「PDCA」(3.00未満)
    業務が分掌等で適切に分担されておらず、特定の人に業務が偏ったり、個人や分掌が業務を抱え込んだりし、結果的に仕事の遅延を引き起こしている。また、業務が経験則で行われてきたものもあるため、教職経験が少ない教員が多い中で、業務にどう取り組めばよいかがわかりにくくなっている。
    →まずは、業務をわかりやすく整理することが重要である。今年度、業務に関しては、計画から反省までのデータをしっかり残すよう分掌等で取り組みはじめている。次年度は、分掌等毎に業務ファイルを集約して1本化を進め、担当者がいなくても引き継げるようにする。また、分掌等毎に1業務を複数で取り組むよう進めたり、各業務の進め方を協力し行えるよう分掌等で見直し、計画して取り組む。職場環境の改善については衛生委員会と連携し醸成に努める。     
  • 項目9「学習評価・説明責任」(3.00未満)
    本校の各教科等や各教科等をあわせた指導をどのように押さえるかがぼやけてきているため、学習の評価で何を評価したらよいのか迷う面が見られる。
     →現在、教育課程検討委員会で本校の各教科等や各教科等をあわせた指導で、何を指導するかを押さえを明確化し、新学習指導要領に合わせて教育課程を見直している。次年度に向けて全体で周知し、学習指導に反映するとともに教員個々が学習に対し説明できるように努める。     
  • 項目12「交流及び共同学習」(3.00未満)     
  • 小・中学部の評価点が低い。学校間交流は高等部では2校計4回の来校による交流に対し、小学部では2回、中学部では1回となっている。同年齢の集団との関わりの重要性を教職員は認識しているものの実際には、充実した交流ができていないことに課題を感じていると考える。
    →小中学部の学校間交流相手校に働きかけ、来校回数増をお願いすると共にし、交流の方法についても検討する。また、児童生徒の状況について関わり方や事前の情報をしっかり伝えることで充実した交流となるようにする。     
  • 項目13「いじめへの取組」(3.00未満)
    教職員にいじめに関する情報が十分に伝わっていなかったことが考えられる。そのため、指導をどのように進めてよいのかわからなかったのではないか。
    →現在指導している道徳等の内容がいじめ防止の指導となっていることや普段の児童生徒との関わりが防止対策になることを伝えるとともに、起きた場合を想定した対応手順を関係部署とつめる。また、教職員や学校便り等で保護者へ関連する情報を発信する。     
  • 項目15「資質の向上」(3.00未満)
    研修のニーズはあるが、時間や費用面等で研修に行けない教員もいる。また、比較的に自主的研修を行っている方が評価点を低くつけている状況もあるため、逆にいえば研修意欲が高まっているとも考えられる。
    →年度末から年度初めの段階で、研究部で教職員の研修ニーズを把握し、校内研修の計画を立てる。また、今年度同様に授業公開と授業研究を積極的に行い、教員の授業力の向上を図る。今年度、研修旅費の使い方についてある程度整理されたので、次年度は計画的かつ効果的に研修旅費を使っていく。     
  • 項目20「キャリア教育」、項目21「進学指導」、項目22「自己表現力」(3.00未満)
    キャリア教育については、進路指導については、本校の進路指導をどう押さえ指導していくかの指針が示されておらず、キャリア教育という言葉自体の押さえにも温度差があり、共通化されていない。また、自己表現力については、児童生徒が抱える全体的な課題である。
    →総合支援部が現在、進路指導についての押さえを作成中であり、今年度中に完成し、共通理解を図る予定。また、キャリア教育については研究部等とも相談しさらに研修を深める。自己表現力については、個々の「自立活動」の目標や手立て等をより具体化できるように資料を準備し、スモールステップで進めていく。     
  • 項目24「心理的ケア」(3.00未満)
    心理的ケアについては、児童生徒の状態に応じた指導や対応となり、長期にわたる場合もあるため、教員側の「うまく指導できた!」という実感が持ちづらいと考える。
    →項目22の解決策と同様に、個々の「自立活動」の目標や手立て等をより具体化できるように資料を準備し、スモールステップで進め、評価していくことを周知する。また、これまで同様に必要に応じて児童生徒の情報を共有し指導に一貫性ををもたせる。             
  • 自由記述より     
    • 本校のセンター的役割に関する具体的ビジョンについて
      他の学校と何ら変わるものではない。地域の特別支援教育が進むように後押しをする。特別支援教育コーディネーターが児童生徒や関係機関への支援を全て行うのではなく、学校や関係機関が支援を自立して行えるように進めてほしい。そのための方策について、総合支援部やコーディネーターにはアイデアを出し、管理職と相談しながらながらすすめてほしい。     
    • 学校評価の評価方法について
      学校評価の氏名記入は、自己の評価や意見に責任を持つということで今後も継続する。
      現在のところ、学校評価は教職員・保護者と同時期に行っている。そのため、反省を年度末反省の時期に合わせて実施しているところである。次年度の結果を反省させる上で、今回の時期に設定している。
      評価の仕方は、教職員一人一人が学校経営に参画し、自分ではどの程度学校目標に迫れたかという観点を持って評価していただきたい。以前のように「学校全体を見て評価する」方法だと、自分自身が経営に参画しての評価になりにくい。従って、次年度も同様の観点で評価を願う。
      「評価できない」という評価項目については作らない。基本、自分に置き換えられるものは置き換えて評価してほしい。どうしても、自分の実践上で評価が難しい場合には、客観的視点で評価してもよいと押さえる。     
    • 前向きに働きやすい職場環境作りについて
      管理職のみならず、職場全体で考えていくものである。一緒に考えていきたい。
 

2 保護者評価

領域質問項目評点ABCD
教育目標・学校経営1本校の教育目標は「社会の中で自らの可能性を追求する人間性豊かな人を育てる」です。この目標がお子さんの実態や保護者・地域の方々の願いを踏まえたものとなっていると思いますか。3.50 10501
2学校教育目標や教育方針をわかりやすく説明していると思いますか。3.388701
組織運営3小学部から高等部までお子さんの成長に合わせて連携した指導をしていると思いますか。3.5011601
学習指導4それぞれの教科の目標が分かりやすく説明され、お子さんの興味や関心を踏まえた授業をしていると思いますか。3.6310600
5お子さんの実態に合わせた教材が使われ、効果的な授業が行われていると思いますか。3.7512400
6一人一人の学習についての評価は適切に行われていると思いますか。3.7512400
7パソコンや情報機器を活用して、お子さんが学習に主体的に参加できるような環境作りが行われていると思いますか。3.569700
生徒指導8生徒理解に努め、やさしさと思いやりをもち、きめ細かな生徒指導が十分に行われていると思いますか。3.6912310
9交流及び共同学習などにより、お子さんのコミュニケーション能力の向上が図られていると思いますか。3.6310600
10日々の挨拶の実践や、きまりを守る指導の成果が表れていると思いますか。3.7311400
指導計画11個別の指導計画等は児童生徒一人一人の実態に応じたものとなっていると思いますか。3.7512400
進路指導12進路指導では、保護者の考えやお子さんの将来を見据えた進路の支援が行われていると思いますか。3.447900
13進路に関する適切な情報提供が行われていると思いますか。3.256820
地域との連携14様々な行事では、児童生徒の個性や主体性を大切にした取組が行われていると思いますか。3.5310320
15PTA活動は計画的に、活発に行われていると思いますか。2.933821
健康安全指導16避難訓練や防犯訓練などによるお子さんの安全確保が行われていると思いますか。3.154720
17お子さんの健康について、病院との連携による健康管理が行き届いていると思いますか。3.136721
施設設備18掲示の工夫による学習環境の整備や、校舎内外の施設設備の管理や安全点検が行われていると思いますか。3.436800
教育相談19お子さんが自己理解を深め、落ち着いた学校生活が送れるような指導や心理的ケアが正しく行われていると思いますか。3.447900
行事20体育祭や学校はお子さんの発達段階や障害の程度を踏まえた行事となっていると思いますか。3.538700
特色ある教育活動21ハロウィック水泳やフロアーホッケーなど、体育的な活動を取り入れた特色ある教育活動が十分に行われていると思いますか。3.296701
情報公開22ホームページやPTAだより、学級・学年便りなどを通じて、学校の情報提供や情報の共有が十分に行われていると思いますか。3.408601
教職員23教職員は職務にふさわしい服装や身だしなみ、節度ある行動や態度がとられていますか。3.6312220
24教員はお子さんのことを理解していますか。3.6310600
  • 全体的には1項目を除いて評価点は3以上となっていますが、昨年度より評価点は減になっています。昨年度の平均が3.62で今年度は3.48となっています。 
  • 項目2「教育目標」(3.38) (3.48以下)
    学校の教育方針の説明が十分ではなかったと思われます。D評価1名で他はA・B評価です。
    →保護者の集まる機会でわかりやすく丁寧に説明するのみならず、学校便り等を活用して、学校としての考えを適宜発信し、理解を得ていきたいと思います。 
  • 項目12「進路指導」(3.44)と項目13「進路情報の提供」(3.25)の進路指導に関する項目(3.48以下)
    昨年度より評価はすべてA・Bの評価で微増。項目12と13を比較すると13のほうがやや低い。
    →学校における進路指導の押さえを明確にし、適切な進路指導を行えるよう準備します。保護者との情報交換をし、適切な情報を発信していきたいと思います。 
  • 項目15「PTA活動」(2.93) (3.48以下)
    昨年度より10%以上評価点が下がった項目。今年度からPTAの業務を新部署(分掌)に移行したこと等で保護者の方に十分情報を発信しきれていなかったことや会員数の減少もあり、活発な活動になりにくい状況もあると考えます。
    →年度当初にPTA便りの発行回数やある程度の内容を決め、計画的な発行をすることや、学校便りなどで必要な情報を発信することで、PTA活動に関心を持ってもらい、海渡下の活動が見えるようにしていきたいと思います。 
  • 項目16「安全教育」(3.15)と項目17「健康管理」(3.13) (3.48以下)
    避難訓練や防犯訓練等を行っていますが、その情報が保護者等へ十分に伝わっていなかったことが考えられます。また、見学旅行時や日常的な児童生徒の健康安全面での対応について不安を持っていることも考えられます。
    →学校便りや通信で避難訓練等の実施状況や学校としての取り組みを知らせるようにしたり、病棟と健康に関する情報交換を日常的に行うようさらに進めたりしたいと思います。健康面への対応については、病院の協力を得ながら事前にシミュレーションし、必要な研修を受けるなどしていきたいと思います。 
  • 項目21「特色ある教育活動」(3.29) (3.48以下)
    学校としてハロウィック水泳法など特色ある取り組みがありますが、保護者に十分に伝わっていなかったと考えられます。
    →学校便りや保護者との茶話会等を通じて、映像を活用するなど学校の取り組みについて伝え、理解を得ていきたいと思います。 
  • 項目11「個別の指導計画」(3.75)
    昨年の反省が反映され、評価が上がりました。実態にあった指導計画となっていたことと、丁寧な説明がなされたためかと考えます。 
  • 項目22「情報公開」(3.40)
    学部によってホームページ掲載内容に偏りが一部見られた。またPTA便りの発行回数が少なかったり、学校便りの内容が時期にあった適切な内容となっていない部分も見られた。
    →ホームページは学部間で偏りが出ないように内容の調整に努める。また、PTA便りや学校便りは発行回数や発行時期、掲載内容を吟味し、計画的に発行する。 
  • その他(自由記述から) 
    • 教職員としての適切な態度と対応について
      →次年度も月1回程度のコンプライアンス等に関する研修を実施し、公務員としての自覚を促していきたいと思います。 
    • 新入生に対し、新人にクラス担任を持たせることについて
      →校内の人事は、現在勤務している教職員の適性や能力、免許や経験年数を鑑みながら行っています。しかし、本校のように教職員の人数が減り、経験者が異動したり、教職経験年数が少ない教員が多いところでは、その中でバランスを考えた配置となるので、やむを得ないところをご理解いただきたいと思います。また、そのために担任と学校の関係部署が連携して情報を伝える体制を今後も強化していきたいと思います。 
    • 評価項目に「わからない」等の評価欄を入れていることについて
      →教職員の評価ともかかわるので、次年度に検討したいと思います。