北海道八雲養護学校
 

北海道八雲養護学校PTA

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2014/10/26

PTA合同大会が行われました

Tweet ThisSend to Facebook | by 塩本 岳彦
 10月25、26日にホテルライフォート札幌を会場に、第49回北海道特別支援教育振興大会、第39回北海道特別支援教育関係PTA研究大会、第14回合同大会が行われました。
 本校からは、小林校長、二上教頭、塩本の3名が参加しました。
 今回の大会は、「障がい児・者の豊かな社会参加を求めて~生きる力を育む家庭・学校・地域・社会の在り方」を主題とし、顕彰式や卒業生による体験発表、分科会に分かれての報告と協議、講演が行われました。
 体験発表では、盲学校、聾学校、高等養護学校及び本校の卒業生4名から在学中から卒業して現在のことについて話されました。本校の卒業生からは、在学中に社会に出て人のためになりたいことや病院を出て生活したいことを担任等と相談したことや、地域生活をするにあたって様々な関係機関に連絡し、環境を整えてきたこと等が話されました。またNPO法人を立ち上げ、同じように障害を持った方々をサポートしていることや、今後も自分ができることを行っていきたいことが話されていました。
 分科会の進路指導部会(肢体不自由・病弱分科会)では、2校より提言がありました。山の手養護学校からは、進路指導の状況や保護者の役割について、卒業後の施設利用において病弱の生徒が利用しやすい場所がないことなどが出されました。真駒内養護学校からは高等部卒業に向けての在校中の取り組みの紹介やキャリア教育の取り組みが出されました。その後グループに分かれて情報交換等が行われました。
 講演では、障害者雇用や就労系福祉サービスの状況などについて話された後、卒業に向けてのお子さんとの関わりについて、意欲を引き出すことやセールスポイントはどこか考えること、自分の子どもにはできないことがなぜできないかを感覚的ではなく少し科学的に考えることなどが話されました。

 他校の様々な取り組みを知ることや、情報交換や関係を広げる良い機会になったかと思っております。来年度の大会は旭川で開催されます。PTAの皆様には積極的に参加していただければと思います。(塩本)


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